ドライビングシューズ

前車までは普通に椅子に腰掛けたようなポジションだったため、スニーカーで運転しても支障はありませんでしたが、ロードスターは着座位置が低く、足を前に投げ出しているため、靴のかかとにまでラバーソールが回り込んでいるドライビングシューズでないと、気持ちよくアクセルをコントロール出来ません。

 

<購入>

そこで、スポーティだけどレーシーではなく、日常でも普通に履けるドライビングシューズの購入を検討。まあ、「negroni」一択ですかね。

オフィシャルウエブサイトでタイプと色、サイズを選んで 「IDEA  BLACK/RED」のJP 24.5 cm を購入。※参考 REGALのプレーントウ(EEE)でも 24.5 を使用しています。

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購入時▲印でしたが、富山から戻ったら届いていました。(注文から10日後に着)

 

<履く前の準備>

足の形がいわゆるギリシャ型で親指の付け根が上方に少し突出しているため、シューズフィッターで親指付け根の革を少しだけ伸ばしておきます。※革靴はほぼ毎回実施。

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<使用感>

革が柔らかく、足にやさしくフィットしています。が、

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左足はシフトペダルを踏み込む動作となるのであまり問題がないのですが、右足はカカトを支点にして細かく動かすため、かかとのホールド性が不足していると足首の部分で微妙に靴が動いてしまいます。足裏のペダル操作感はダイレクトでいい感じなだけに、少しだけがっかりしています。

 

<比較>

自転車に乗るときに使用しているシマノのミドルグレードRC7と比較すると、横から見た感じは同じように見えますが、

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かかとの高さ(内蔵のヒールカップの高さも)が 

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2cm位低いため、靴紐をしっかり締めてもペダル操作時に足首と靴が安定しないようです。またラバーソールの回り込みがかかとの途中で終わり、かかとの途中に剛性の変化点があることも不安定さを感じさせる要因になっています。

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このあたりは、シューズに対する要求の高さや販売数が自転車業界ほどは高くないため、しかたがないのかもしれません。

自転車、特にスポーツ自転車用の靴はほぼ毎年改良、改善されたシューズが販売され、週末に趣味で自転車に乗っている自分程度でも、靴がフィットしていないと走行アベレージが 「1km/h」は変わります。

たった「1km/h」の違いですが、4時間くらいで100km走ると、靴1つで4kmの差がつきます。自転車ではたった数万円支払えば目に見えるくらいのスピードの差を買えるので、皆さん自分にあった靴を真剣に探されて、購入します。(1~4万円×7~8社と選択肢の幅も違います)